色々な品物を効率的に運べる

トラックと男性

サイドパネルが大きく開閉するアルミウイングは、積載作業が効率的に進められるのが大きな強みです。左右が開閉するタイプを選択すれば、両方からフォークリフトを使って、短時間で積載を済ませることも不可能ではありません。また、大抵の場合は防滴と防塵の機能が備わっているため、サイドパネルを閉じてしまえば、積載物は雨や風などからしっかりと守られます。したがって、高湿な環境やほこりに弱いデリケートな品物でも、問題なく運べる可能性が高いです。さらに、名前の通りパネルにアルミを使用しているので、荷台そのものの重量は比較的軽いです。そのため、他のものに積載量を回すことができ、幅広いものを搭載可能です。

走行距離と寿命の計算を

女性

中古でアルミウイングを購入する際にまず注意しなければならないのは、それまでの走行距離です。アルミウイングは開閉機能が付いていても、基本はあくまでもトラックです。使用の大部分は走行なので、将来的に長期間問題なく走り続けられなければなりません。一般的なトラックの寿命は小型で約20万km、中型が45万km前後、大型だと約70万kmが目安です。走行距離がその目安に近付くに連れて中古価格は下がっていきますが、目安以上になったら、いつ使えなくなってもおかしくはありません。したがって、どれくらい使用するつもりなのか、大まかにでも走行距離を算出しておいて、寿命を越えないと考えられるものを選択した方が無難でしょう。

実車をしっかり確認

トラック

中古のアルミウイングを購入する場合は、実車の確認を入念に行いましょう。特に一番の持ち味である開閉機能がしっかり働くのかどうかは、実車でないとわかりません。電動で開閉するタイプのアルミウイングの場合は、開閉を担っている油圧機構が劣化している恐れがあります。側面を上げてしばらく放置しておいても下がることがないか、ちゃんとチェックをしましょう。その他にも天面のセンターシートが劣化で割けていないか、ウイングに取り付けられたシートゴムが機能するかどうかなど、確認すべきポイントはいくつもあります。もし、その確認を怠ってしまえば、購入後すぐに故障して使いものにならなくなったり、部品を交換するために余計な出費が発生したりするかもしれません。また、使用を想定している環境で問題なく使えるかどうか、しっかり照らし合わせることも大切です。特にアルミウイングは開閉させるために、上部に十分な空間が必要です。屋内でも開閉させるつもりであれば、天井や出入口の高さなどをあらかじめ計測しておきましょう。

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